v0.3リリースしました→https://animal-dengen.net/?p=1037
概要
Minecraftの統合版のLinux向けインストーラーが見当たらなかったので作ってみました。
マインクラフト統合版サーバー本体だけでなく、マインクラフトサーバーをsystemctlで起動・停止・Linux起動時に自動起動したり、自動定期バックアップ機能、自動アップデート機能も付いています(私の作ったものではない。後述)。
今の所ansible playbookのyamlファイルが1つできただけですが、今後コマンド1行実行するだけでインストールできるようなものにする予定です。
テストはplaybookを通しで実行できたのを確認しただけなので、まだまだバグ多いかもしれません。
使い方
はじめに
以下、統合版マインクラフトサーバーをインストールするマシンをMCサーバー、インストールするための作業を行うLinuxマシンを作業マシンとします。
MCサーバーはUbuntu、作業マシンはDebianかUbuntu系を想定。読み替えれば他のLinuxやMacでも動くと思います。
ansibleを使っていますので、使うにはMCサーバーにSSH接続できる作業マシン必要です(WSLでも仮想マシンでも何でも良い)。
MCサーバー上でssh localhostできるなら、MCサーバー自体が作業マシンでもOKです。
MCサーバーへの接続を.ssh/configで設定済みで公開鍵認証する場合
作業マシンで以下のように作業を行ってください
- apt install ansible
- /etc/ansible/hostsに以下を追記。()は不要
[mcbe_hosts] (.ssh/configで設定したMCサーバーの名前)
- ansible-playbook install_server.yml
MCサーバーでsudoするのにパスワード必要な場合は、–ask-become-passをつけてください。実行時にsudoパスワードを聞かれます。
MCサーバーへの接続がパスワード認証の場合
作業マシンで以下のように作業を行ってください
- apt install ansible sshpass
- /etc/ansible/hostsに以下を追記。()は不要
[mcbe_hosts] (MCサーバーの名前ホスト名かIP)
- ansible-playbook -u ユーザー名 -k install_server.yml
MCサーバーでsudoするのにパスワード必要な場合は、–ask-become-pass(askの前の-は2つ)をつけてください。実行時にSSHログイン用のパスワードとsudoパスワードを聞かれます。
起動・停止
統合版サーバー自体のサービス名は、mcbe@MCBE.serviceとmcbe@MCBE.socketです。sytemctlで起動・停止できます。
ライセンス
とりあえずぼくのしってるさいきょうのらいせんすのAGPLにしときました。まだ考え中です。
これを使ってインストールが終わったら、インストールしたサーバーやsystemdのUnitなどにライセンスは及ばないという理解です。
ですのでこのファイルを単純に個人でダウンロードして、ちょい手直ししてインストールに使うだけならソース公開などの義務なく自由に使えます。
自動バックアップ、自動アップデート機能などのUnitについて
MCscriptsを使っています。詳細についてはこちらを参照してください。
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