はじめに
さて、昨年頃Ryzenが1コアで4スレッド実行可能になるみたいな話があった(結局なかった)が、x86_64以外のアーキテクチャではそれ以上も既にあったりする。
気が向いたので、1コアで4スレッド実行可能なCPUや、最大1コアで何スレッド実行可能なCPUがあるとかまで紹介してみる。
なお「スレッド」の意味については、よくCore iとかで言われているあれのつもりである。つっこまないでほしい。
Marvell Thunder X3
SSDのコントローラーなどでおなじみMarvell製ARMプロセッサ。なんと96コア384スレッドという超弩級SoCだったりする。
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コア数とか同時実行可能スレッド数では、富嶽に使用されるA64FXを大幅に上回っている(が、拡張命令の都合でさすがに浮動小数点演算性能では劣ると思う)。
IBM Power10
一般向けPCでは見かけなくなったIBM Powerだが、最新のものは1物理コアあたり8スレッドの実行が可能であるようだ。
Power10 - Wikipedia
Fujistu SPARC64 XII / Oracle SPARC M8
富士通がARMを使い始めたことで今後が怪しいSPARCだが、いま最新のものではでは8スレッドのSMTが可能になっている。
SPARC - Wikipedia
なお、日本語版のwikiページは表のコア数、スレッド数の順番が少し怪しいので、英語版見たほうが確実かもしれない。
最後に
そんなこんなで、1物理コアで最大8スレッド実行が最大だと思う。
コメント
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