CentOSが固定リリースからローリングリリースとなり、CentOSからの乗り換え先としてOracle Linuxが挙がっているが、CentOSのように無料で10年サポートされるのかどうなのかの資料が見つからなかった。
調査してわかったところまでの情報をまとめてみる。
もしわかる方いたら情報求む。
Oracle Linuxのサポートの種類
- Premier Support
- Basic Support
- Network Support
- VM Premier Support(仮想マシン用)
- サポートなし(無料)
このうち、Premierについては以下の資料では10年サポートであると書かれている。
https://www.oracle.com/a/ocom/docs/elsp-lifetime-069338.pdf
また、こちらの資料によると、Oracle Linux5~8についてはPremium, Basic Support, Network Supportでは10年サポートされると書かれている(下の資料の3章ライフタイムサポート)。
https://www.oracle.com/a/ocom/docs/enterprise-linux-support-policies.pdf
なお文面から読み取ると、VM Premier Supportは8年、Oracle Linux 5~8以外は上記3つの有料サポートでも8年サポートのようだ。
しかしどの資料にもは無償の場合のサポート期限が書かれていない。
https://www.oracle.com/assets/oracle-linux-faq-027617-ja.pdf
上の資料の「どのようにしてOracleLinuxの更新を受けるのですか」を読むと、Oracle Linuxは無償で使用する場合でもpublic-yum.oracle.comで配信される更新を受け取ることができ、これはぱっと見どのサポートレベルでも同じリポジトリを使う?ようだ。これを見るとPremiumなどに合わせて無料版でも10年のサポートを受けることができるように見える。
しかし、VMの有償サポートが8年なのに無料版のサポートがそれより長いということはあるのだろうか???
わかったのはここまで。
一応の結論
無償だと何年サポートがあるのかよく分からん。
個人使用でなければ10年間アプデが保証されているらしいNetwork Supportを使おう。年15,000円くらいなので安い。
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