注意
やることがニッチすぎてあまり検証できてない。機材そんなに高くないから、よいこのみんなはやるなら人柱覚悟で自己責任でやってね。
経緯と概要
受話器を電話機本体からから引き抜き、受話器のカールコードを変換ケーブルを使ってノートPCの3.5mmジャックに接続する方法について検討してみた。
最近テレワークやらなにやらでイヤホンマイクの需要は高まっている。
ノートPCのカメラとスピーカーマイクでもたいてい問題ないが、オフィス内ではうるさいのであまりよろしくない。
そんなときは素直にイヤホンマイク付きのヘッドセットを買えばよいのだが、その時私の目に入ったのは使われていない電話機。
それからなにを血迷ったか一般的な固定電話の受話器をPCのイヤホンマイク用3.5mmジャックに変換できることに気が付いたので紹介する。
追記:手元の受話器で実際にイヤホンマイクとして使えました。
追記2:イヤホンとしては動きましたが、マイクが使えませんでした。
追記3: 別のケーブルで動きました
前提知識
一般的なノートPCにはイヤホンマイク接続用の3.5mmジャックが付いていて(多分)、今回受話器の接続にこれを使う。イヤホンマイクは4極のものを想定する。
4極は上のリンク先画像中央。イヤホン左右、マイク、グラウンドの4つの端子に分かれているジャック。
ちなみにイヤホン(3極)、マイク(2極)でジャックが分かれている場合もあるが、以下のような変換ケーブルで相互に変換できる。イヤホンジャック+マイクジャック=4極ジャックというふうに
一方受話器の端子はRJ9のものが一般的のはず。このケーブルで受話器と電話機本体がつながっている。
下のサイトが非常に詳しい。
で、どうやらRJ9と3.5mmジャックは相互に変換できるらしい。
ではPCと受話器をつないでみる
まあこの変換ケーブルを使うだけである。受話器から延びるカールコードをこのアダプタにつなぎ、PCの4極ジャックに挿せばつながる。
RJ9の説明ページのとおり、RJ9端子にはストレートとクロスがあり、上の変換ケーブルはどちらに対応しているのか不明なので使えるかどうかは運次第である。(なお、ビジネスフォンに関してはクロスケーブルの電話機のほうが多いらしい。)
なおこの製品は6芯に見えて驚いたが、よく見ると4本しか配線が実装されていなかった。よかった。
追記:冒頭の通り、私の環境ではこちらの方法ではイヤホンとしては使えたものの、マイクが動かなかった。
追記:新しいケーブル使ったら動いた
こちらの製品で変換すれば動きました。
ただ、こちらだとカールコードが無駄になってしまい、受話器本体部分しか有効活用できない。
余談
余談だが、電話機のRJ9端子に接続可能なヘッドセットも売られている。
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