あらすじ
20XX年、世界はOracleの炎に包まれた!
OSSは枯れ、コミュニティは裂け、全てのSolarisが死滅したかのように見えた。
だが、OSSは死に絶えてはいなかった。OSSコミュニティが機能を失い、金がすべてを支配する世界となったOracle化された大地で、一子相伝のUnix Sorarisの伝承者OpenSolarisは育ての親であったSunをOracleに買収され、OSSコミュニティを奪われ、そのまま自然消滅するかに思われた。
しかしSolarisは死んではいなかった。illumos(多分LinuxでいうGNU的なもの)プロジェクトはSolarisのクローズにされた部分をフリーなもので置き換え、その成果は各種Solaris系OSとして実を結ぶ。
Soraris系OS
Openindiana(オープンインディアナ)
デフォルトでGUIまでついた高機能なSolaris。2022年に最新版が出ており、未だ活発に開発されている。
Nexentastor(ネクセンタストア)
NFSサーバーからガチな大規模クラウドのSANでも使えるストレージ特化OS。production purposeでは有料だが、無料のCommunity Editionもある(production purposeでなければ企業も使える)。
SmartOS
Openindianaとは違い基本CUIで軽量なOS。
OmniOS
LiveUSB的に使う特殊用途のOS。AWSでもイメージが用意されている。
その他
他にもあるにはあるけど、開発が止まってしまっているものが多い。
最後に
本家Solarisをほんのちょっと使ったことあるだけなので、これから色々使っていこうかと思う。
LinuxではなくUnixを使おうとするとハードウェア認識周りで困ることもある。でもVMとしてならほぼ問題ないかも。
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