Kusanagiのエディション・ライセンス体系について

Kusanagiのエディション・ライセンス体系

4時間くらい頑張ってようやく理解できた気がする(間違ってるかも)なので私なりに解説する。間違ってても知らない。

「エディション」がよくある無料版、Pro版、Ultimate版みたいな感じで、「ライセンス」がアップグレードパッケージの種類という感じ(アカデミック版アップデートパッケージ、商用版アップグレードパッケージ的な)。

※パッケージといっても実態のあるパッケージではないが分かりやすさのためパッケージと呼んでおく。

情報はこの記事投稿時点のもの。

エディション

無償版

無料版。法人は使えない的意見もあるが、以下を読む限り問題ないと思う(質問3参照)。

SI事例サイト
入手法個人法人
本番ライセンス不要で使用可ライセンス不要で使用可
検証ライセンス不要で使用可ライセンス不要で使用可

Business版と違い、Wordpress5の動作保証がない、アプデが遅いなどいくつか制限がある。

Business版

商用版だが、個人や検証用なら無料で使用可能。

入手法個人法人
本番パーソナルライセンスで無償版をアップグレード(無料)スタンダードライセンスで無償版をアップグレード(有料)

もしくは直接Business版を購入

検証パーソナルライセンスで無償版をアップグレード(無料)

個人使用や法人の検証用にBusiness版を直接購入することも可能だが、無償版をライセンスでアップグレードすれば無償で使えるにも関わらず有料になるのでやらないほうが良い。

Premium版

最上位版。こちらも個人や検証用なら無料で使用可能。

Businessとの大きな違いはKusanagiをさらに高速化できるWEXALが使える点。

入手法個人法人
本番パーソナルライセンスで無償版をアップグレード(無料)スタンダードライセンスで無償版もしくはBusiness版をアップグレード(有料)

もしくは直接Premium版を購入

検証パーソナルライセンスで無償版をアップグレード(無料)デベロッパーライセンスで無償版をアップグレード(無料)

ライセンス

スタンダードライセンスは無償版→Businessアップグレードパッケージ、Business→Premiumアップグレードパッケージ、無償版→Premiumアップグレードパッケージの3種類がある。

パーソナルライセンスはBusiness→Premiumがなく、デベロッパーは無償版→Premiumしかない。

法人利用であればAWSやGCPでは最初からBusinessやPremiumを買えばライセンス購入は不要だが、無償版しか提供されていないクラウドでは無償版を立ち上げてからライセンスを購入してアップグレードしないとPremium、Business版が手に入らない。

また個人利用、検証用途であれば最初からBusiness、Premium版を購入すると課金されるが、無償版を買ってからパーソナル・デベロッパーライセンスでBusinessなどにアップグレードすれば無料になる。

なおDocker版などは無償版しかないうえにアップグレード不可なので、ライセンスを購入しても意味がない。

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