お気に入りのLinux紹介(主に軽量・国産)

個人的に愛用?気になっている?しているLinux紹介(一部BSDも含む)。VirtualBoxで使ったり古いハード(無印Pentiumとか)を使うことが多いので、軽量性重視。

Basix

概要

Ubuntuから必要最低限のパッケージ以外を取り除いてシンプルになったもの(Lubuntuよりさらにシンプル)。

ただし最低限のGUI環境とかPythonのパッケージやらいろいろ裏方のパッケージは豊富に入っている。

国産Linux (といっても本家Ubuntuとの差はそれほどない)

メリット

バージョン上がるたびに重くはなっているものの、Ubuntu 18.04ベースのBasix4.0でも起動時256MB前後とかなり軽量。昔は128MBくらいだったのだが。

CUIで使う分には本家Ubuntuと100%同じようなものなので、だいたいUbuntuのトラブルシューティングや設定方法を参考にすれば問題ない。ので設定で困ることは少ない・・・かも?

個人開発らしいが、安定性は抜群。本家Ubuntuより問題が起きにくいように感じる。

用途など

作者いわく、自分好みのカスタマイズして使うためのOSとのことだが、私はとくにデザインをカスタマイズせず開発用に使ってる。Lubuntuみたいにゲームとか入ってないので、遊んでしまう心配もない。

軽量なのでUbuntuを動かしたいがVirtualBoxで動かすには重いという場合にあっているかも。

余談

私が過去に気に入っていたEcoLinux(Ubuntuベース)というものがあった。しかし作者が海外へ旅立ってしまったりなんかすごいことをやってるらしく、Ubuntu11ベースを最後に開発中断。私はこれの後継と(勝手に)思ってBasixを使っている。

Lubuntu

Basixが使えないときは代わりに使ってる。公式のUbuntu派生OS。

KonaLinux

Debianベースにいろいろ日本ローカライズされたOS。

国産Linux (といっても本家Debianとの差はそれほどない)

メリット

フル機能版から軽量版まであり、軽量版はすさまじく軽い・・・はずだったのだが、バージョンが上がるごとにメモリを食うようになってしまった。それでも同世代のBasixよりメモリ消費量は少ないはず。

過去のKonaLinux2.3 blackは起動時メモリ60MBで動いた。

UbuntuベースではないがだいたいUbuntuと同じことできるので、こちらも設定に困りにくい(はず?)

結構おしゃれ。用意されている壁紙が卑怯。

用途など

まあなんでも使える。GUI部分はたまによくわからないエラーが出るけど、省メモリでいろいろやりたいときはこれを使ってる。

VineLinux

もっとも国産Linuxという名にふさわしいOS(だと思ってる)。

CentOSより歴史は古くRedhatベース。

後述のTurboLinuxと合わせて、日本語対応のLinuxがほとんどなかった時代には貴重な日本語化Linuxだった(らしい。そのころ私中学生にもなってないし)。

メリット

最も日本語化が進んでいる。またデザインも素敵。

用途など

パッケージ数はあまり多くない。とはいえ基本的なパッケージはそろっているので、Webサーバーでもなんでも使えるはず。

TurboLinux

上に同じく、歴史ある国産Linux

残念ながら2012年以降アップデートされず、ほぼ開発終了状態。昔ヤマダ電機で有料版が売っていたのが懐かしい。いつか使いたかったのになあ・・・。

今UbuntuやCentOSも十分に日本語化されているので、汎用の日本語化OSの開発を続けるのはかなり厳しいのかもしれない。

ダウンロードは今でも可能

ちなみに、元は海外のLinuxだったのを日本の企業が買収。その後Livedoor傘下になってその後傘下を抜けたらしい。歴史

NetBSD

BSD系のOS。BSD系の中でもメモリ消費が少なく、5.x系ならメモリ32MBで動いた。

Windows95時代のPC(メモリ32MB)を復活させるために頑張って使ってる・・・がなかなか設定できてない。

余談:国産OS

他にも国産Linuxは数多くあったが、ここまで紹介したもの以外はほとんど途絶えている。

カーネル的な部分から国産のOSといえばTronがある。世界的には組み込み向けで結構なシェアがあるらしいが個人でPCにインストールして使うようなものではない。一応超漢字VというWindows上などの仮想環境で動くよくわかんないものはある。

NihonLinuxというものがあったらしいが、あまり続かなかった模様。

国産でUbuntuベースのLinuxBeansというのも今人気。しかし個人開発のものでいろいろベースOSから大幅にいじったものはあまり長続きしてくれない気がするので、私は使わない。

またBasixについてはカスタマイズ前提のOSであることもあって、作者が自分でいくつかのカスタマイズOSを作っている。

他この記事をまとめるときに見つけた日本のLinux一覧

日本のLinux開発 - Wikipedia

コメント

タイトルとURLをコピーしました