PhenomとPhenomⅡ、A4, 6, 8-3xxxは名前は違えどコアの基本設計(マイクロアーキテクチャ)だいたい同じだったりするし、その辺の世代ごとのおおざっぱなくくりを調べてみた。
また、各アーキテクチャの最終のCPUは何なのか調べてみた。最終型って歩留まりが良くなって品質も上がってるから、OC耐性も消費電力も優秀なやつが多いと思うの。逆に各アーキテクチャ初期型は余裕がない。
幻のCPUとか余談とかも書く。
CPUのコードネームについて
まずCPUのコアの設計自体のコードネーム(K8とかK10とかCore2とか)があって、その次に2コアのもの、4コアのものとか別々にCPUのコードネーム(IntelならPenrinとかIvyBridgeとか)がある。そしてそれとは別にブランド名(Core2duoとか)がある。
そしてCPUにグラフィック機能が統合されてるものだと、GPUのコードネームがある。もちろんGPUの設計にもコードネームやらがあり、めっちゃややこしい。
以下ではマイクロアーキテクチャとCPUブランド名を扱う。多分
Intel編
~Core2世代
Pentium Pro ~ Core2までP6アーキテクチャっていうアーキテクチャがベースだった。そんなに古かったのか。
デスクトップ向けは一時期NetBustアーキテクチャ(Pentium4)というものが使われていた。が、熱すぎてCPUクーラーごと溶けてPCケースが溶鉱炉になる事態が多発した。ノートPC版ですらTDP 88Wという狂ったものが発売され、当時ノートPCの天板でバーベキューができたことを懐かしく思い出す人もいるだろう。(Core2世代ではノート用は最高45W。45Wでも冷却が少々厳しい)。なおIntelの中の人は6Ghz突破を目指してたらしい。家庭用PCに昔のスパコンみたいに液体窒素冷却でも積むつもりだったのかなそれなんて逸般の誤家庭?
シングルコアHTのPentium4は3.8Ghzのものまで発売された。夢とロマンの4Ghz品もあったがキャンセルされた。
NetBurst系最終型は発売時期などを参考にする限り、おそらくPentium D 935だと思う(詳細が書かれていないので、9xxのD0ステッピング品ならどれも同じかもしれない)。もしくはCeleron D 365
最終的には技術的問題で消費電力が増えすぎて行き詰り、デスクトップ用途も基本設計を戻してCore2ができた。
Pentium4を8Ghzまでオーバークロックするか、Pentium Extreme EditionでCore2Duoの2Ghz台後半と同等らしい。いい点を挙げるならば、AMD FX-81xx登場までオーバークロック世界記録はPentium4で出ていた。
Core2世代
特記事項なし。
Core2QuadはQ9650の3Ghz、DuoはE8600の3.3Ghzが最高かと思いきや、一応もっと上があったらしい。2つもリンク張るのめんどいのでここから探してください。
最終は、これを参考にしたり上記のリンクのページから見るにQ9500かな?
一応Xeonでは6コア品もあった模様。Xeonも入れるならこれが最終品かも。
次回へ続く
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