サーバーのオンボードグラフィックスについて

サーバー用マザーのオンボードグラフィックス

サーバー用マザーにも色々あるが、サーバー管理のためか最低限のGPUだけがオンボードで付いている場合が多い。

最低限と言ってもLinuxのGUI程度なら問題なく動くことが多いし、物によっては4K出力可能だったりする。しかし中身は2000年代のGPUで、3D描画に制限があるなどするため、Windows10の動作には問題が出ることもある。

tips的なもの

  • 当然だが、内蔵グラフィックスを持つCore iが使用できるようなマザーでも、マザーがオンボードグラフィックスを持つ場合はCPUの内蔵グラフィックスを使用できない仕様であることが多い
  • マザーボードを眺めるとGPUがヒートシンク無しで載ってるものが見つかることも

よく見かけるGPU

2021年現在サーバーを触ったり調べていてよく見かけるもの。

AMD ES1000系

ES1000についての参考情報

基本設計は2001年発売のRadeonである。リンク先の情報によると不必要な機能はオミットされたりと幾分デチューンされている。

(余談だが、うちの古い古い20001年式VAIOにもこの世代のRadeonが載っている)

最近はやや見かけなくなった。

採用例は、ProLiant DL385 Gen6, 7など

Matrox G200系

参考情報:https://ja.wikipedia.org/wiki/G200%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA

こちらは基本設計は1998年。性能としてはIntel G41内蔵グラフィックスよりやや劣るくらい。

採用例はSupermicro X8SIL、ProLiant DL385 Gen8など

ASPEED AST2000系

ARMのCPUを搭載し、BMCやGPUなどの機能を統合したチップ。

GPU自体の情報はあまりない。最近良く見かける。

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