はじめに
いろんなLinuxの特徴を主観で語りたい。異論しかない人もいるだろうけど、私なりの評価を。
Debian系
Debian
今世界を席巻するDebianおよびUbuntu系Linuxの祖。対応するCPUアーキテクチャも非常に多いので、ありとあらゆる環境で動く。
が、Ubuntuとか様々なLinuxのベースとしては大人気だが本家Debian自体はあんまり使われない(他のメジャーLinux比で)。欠点らしい欠点はないが悪く言えば特徴ないのが特徴・・・という感じがしないでもない。
Debianじゃないといけない場面はないけど、だいたいどんな用途でも使える。
普通のLinuxカーネル版以外にBSDカーネル版やGNU Hardカーネル版もある。
Ubuntu
万能。特にこだわりや制限なければ全部Ubuntuでいいんじゃないかな。
NVIDIAのGPUでCUDAとか使うなら多分一番セットアップが楽。その他Ubuntuだとインストールが楽というソフトが多い。
豪華なGUIが必要な場面なんてそんなにないので、GNOMEの本家UbuntuよりはLubuntuやXubuntuのほうが使われる機会多い気がする。
Redhat系
CentOS
ちゃんとしたサーバー立てるならRHELやCentOSいう人は多いが、なぜCentOSを使うかと聞かれれば8割くらいの人はまともな理由を答えられない気がする(個人の感想です)。
従来のstableリリース版はサポートが終了となるが、OSを全く更新せず使っている頭の悪い人にはStreamになろうがあまり関係ないことを指摘してはいけない。
サーバーとしてはいいが、CentOS環境で開発してる人は見たこと無い。CentOS 8ではdocker-composeが使えなかったりと、podmanやk8sなどのRedhat製品に魂を売ってない人には微妙に使い勝手が悪い。
なおWSL版は有料
Miracle Linux
国産Linuxは死んだ!なぜだ!
・・・まあメジャーなLinuxは大抵日本語使えるようになって差別化できなくなったからですね。さらばVine Linux、さらばTurbolinux、さらばその他消えた数々の国産Linux
・・・と思っていたらまさかのCentOSのstable版廃止とMiracle Linux無償版提供開始!これはCentOSに取って代わって国産Linux大復活間違いなし!
- CentOSとバイナリ互換!
- 有料サポートで最長12年の超長期サポート!
- バージョン1リリース以来20年近い歴史!日本の歴史と足せば2700年(???)
まもなく真珠湾にも日章旗が翻るであろう。日本の勝利は近い。大日本帝国万歳
※というのはジョークですが、今までに比べれば多少は国産のLinuxにも日が当たりそうですね。
あとCentOSとバイナリ互換なのに国産・・・?とか疑問を呈してはいけない。
その他
AlpineLinux
Standard版のISOはLinuxカーネルとデバイスドライバを除けば10MB以下!という驚異のシンプルLinux。デフォルトでGUIは入ってないが、自力インストールすればクライアントPCとして普通に使える。
コマンドは大きく異なるものの、クセの強いArch LinuxやGentoo Linuxなどと違いDebianなどと同じような感覚で使える汎用OSなのが特徴。すこ
Docker用としては多少メジャー
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